教室選びのポイント

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教室を選ぶ際のポイントは?

個人レッスンとグル—プレッスン、どちらが良いのでしょう。

それぞれにメリット・デメリットがあります。グループレッスンの方が個人レッスンよりも料金が低いですが、その分、レッスンの充実度は個人レッスンの6割程度だと思ってください。グループだと、講師がそれぞれを指導する時間が人数割になってしまうからです。レッスンの満足度を重視すれば個人レッスンの方がコストパフォーマンスに優れていると言えます。当教室でも、最初にグループレッスンを始めた方が、続けていく内に練習してくる人と練習してこない人で進み方がまちまちになってしまい、結局皆さんがグループレッスンでは満足できなくなりグループが自然消滅、個人レッスンに移行していくということが何度もありました。ただ、グループレッスンにも捨てがたいメリットはあります。それは同好の仲間と一緒にお茶会感覚でレッスンを楽しめるということです。上達を望まないでワイワイと楽しみたい方にはこちらがおすすめですね。

入会時、レッスン料以外に費用が掛かりますか?

いっさい掛かりません。入会金もいただきません。教室によっては「お膝付き」という名称で月謝一月分を納めるところもあるようです。また、お中元、お歳暮時期にそれぞれ一月分の月謝を要求するところもあります。当教室は気軽に、「きちんと弾けるまで継続的に通っていただきたい」という方針。それらの費用もいっさいいただきません。

レッスン以外にも料金が掛かりますか?

通常レッスンは提示してある料金以外には掛かりません。課外イベント時にはその都度会費を提示いたします。こちらは自由参加です。(課外イベント会費例:「教室発表二三の会」2019年度会費15,000円)

楽器を無理に購入させられないか、心配です。

楽器購入の無理強いはいたしません。また、特定業者を無理に斡旋することもいたしません。ただ、上達の近道は自宅での練習が基本です。1本はご自分で楽器をお持ちになることをおすすめいたします。

ある教室に通っている友人から、高額の舞台に無理矢理出させられたと聞きましたが。

「カジュアル、どなたでも気軽に通っていただく」が当教室のモットー。高額の演奏会に無理矢理お誘いすることはありません。ご安心ください。

振り替えができると聞いていたのに、実際教室に入ったらちっとも自由が効きませんでした.

1週間前にお申し出いただければ100%振り替え可能です。ただ、講師との調整がうまくいかず、翌月に振り替えを持ち越すことがあります。また、2、3日前のお申し出には対応できない場合があります。こ了承ください。

三味線という楽器について教えてください。

昔はどこのご家庭にも1挺はあった楽器ですが、今は見かけることも少なくなりましたね。以降、少し詳しくお話しします。

渡来してから500年

もともと三味線は外国からやってきた楽器です。渡来経緯については資料があまりにも少なすぎて細かな経緯は分かっていません。ただ、江戸時代の文献から、永禄年間(1558~1570年)とするのが通説になっています。
永禄年間、琉球渡りの蛇皮を張った2本弦の楽器を、堺の仲小路という琵琶法師が琵琶をモデルに改良して3本弦にしたする説、それよりも後の文禄年間、仲小路が後に石村検校となり改造したとする説、また、仲小路という散所の石村検校が琉球に渡って弓で弾く3本弦の楽器に出会い、後にそれを京都に持ち帰り現在のような三味線に改造したとする説など、いろいろな説があります。とにもかくにも、永禄年間に海を越えてきたことは間違いがないようです。

日本に来てから劇的に変化

三味線の原型となった楽器についても、実はあまりよく分かっていません。
中国の三弦だとする説、もっと別ルートからアラビアペルシャの始祖楽器が伝わってきたという説など様々です。ただ唯一確かなのは、ある楽器が日本に渡ってきて劇的な変化を遂げたということです。
胴の部分に動物の皮を張り、先の尖った撥を使って叩く形にしたのがまず画期的でした。当時の日本人は弦を擦ることで音を発する擦弦楽器よりも、撥で叩く琵琶のような撥弦楽器の音色を好んだのでしょうか。その後、サワリ、綾杉など、独特の技術も編み出され、より完成度の高い音色になっています。

種類は様々

「細棹」「中棹」「太棹」。種類はおよそこの3つ。大きさで区別されています。棹の太さと胴の大きさは違いますが、棹の長さはほとんど変わりません。棹と胴が太くなれば音色もお腹に響くような太い音に、細く小さくなれば高くて軽い音になります。どんな音色を出したいかによって、使う三味線の種類が変わってくるのです。

いろいろ違う三味線音楽

楽器自体だけでなく、三味線音楽もいろいろな種類、ジャンルがあるのはこ存じでしょうか。義太夫、常磐津、清元、長唄、小唄、端唄、など。耳にしたことがある方もいらっしゃるのでは……。特に、義太夫、常磐津、清元、長唄は、歌舞伎を観にいけば実際に生の音を聞くことができます。これらのジャンルは、「節」「流派」などと呼ばれて区別されています。節、流派は、その時代時代に先人がいろいろ工夫して作ってきたジャンルです。それぞれの流派名には、創始者の名前がつけられていることが多いようです。流派によって使う三味線も違ってきます。義太夫は太棹、常磐津、清元、小唄、端唄は中棹を、長唄は細棹を使います。最近よく耳にする津軽三味線は太棹を使っています。

二胡という楽器について教えてください。

ひと頃「二胡」を胡弓と呼ぶ人がいたので、日本の胡弓と混同している方がいますが、日本の胡弓とは全く違う楽器です。同じ弓で弾く楽器ですが、胡弓は三本弦で三味線のミニチュア版、二胡は弦が2本です。

古くて新しい楽器

二胡のルーツは中国よりも西方のペルシャ辺りだといわれています。中国唐代の文献に、二胡とよく似た楽器を奏でる記述が見られることから、この頃には広範囲に広まっていたのではと考えられています。中国唐代には「胡」と呼ばれていた地方がありました。当時ペルシャと呼ばれていた辺りです。そこから伝わってきた楽器を総称して「胡琴」と呼んでいます。いろいろな胡琴の中で、特に愛されていたのが「二胡」です。江蘇省や浙江省など南の地域では特に親しまれ、三味線と同じように、一家に—本といった感じで、興が乗ると皆で二胡を鳴らして楽しんでいたようです。二胡に「南胡」という呼び名があるのは、その証拠ですね。少し前までの二胡は主に伴奏楽器で、ソロ楽器として通用するほど洗練された音を出せる楽器ではありませんでした。現在の形に定まったのはつい最近。中国が中華人民共和国となり、民族音楽を重視するようになっていく中で、二胡などの民族楽器も改良が重ねられたのです。二胡は、今のような形になってからまだ100年も経っていないのです。まさに、「古くて新しい楽器」ですね。

二胡の仲間いろいろ

二本弦を弓で弾く楽器には、二胡だけでなくいろいろな兄弟がいます。

「二胡」

最も一般的な楽器。2本のスチール弦を張り、その間に挟んだ弓で擦り上駒(千斤)と下駒の間の弦を押さえて音程を変化させます。弦を棹から浮かせたままで演奏するのが特徴です。台座がかまぼこ形の北京式と、窪みがあって馬の鞍のようになっている上海式とがあります。

「高胡」

二胡よりも高音域を演奏したい場合に使います。棹、胴ともに小ぶり、甲高い音が出るのが特徴。開放弦を二胡よりも4、5度高くチューニングします。基本的な形状は二胡とほとんど変わりありません。この楽器も様式が定まったのは20世紀に入ってから。粤劇(中国の民間演劇)の伴奏のために二胡を元に考案されました。

「中胡」

こちらは二胡よりも低音を演奏したいときに使われます。二胡より棹胴とも大ぶりで、ぼーっと太い音色が出ます。合奏時はチェロのような役割を担うことが多いようです。開放弦を二胡よりも4、5度下げてチューニングします。

「京胡」「京二胡」

京二胡の形状は小ぶりである以外にほとんど変わりませんが、京胡は見た目が全く違います。胴は竹筒、皮もニシキヘビではなくてもっと薄い青蛇を使っています。京二胡よりも音はさらに高く、キイと甲高く金切り声に近い音が出ます。名前のとおり京劇の伴奏に使われる楽器です。京胡、京二胡、月琴は京劇伴奏の定番トリオです。

当教室が選ばれる3つの理由

1100%生徒対講師、一対一の付き合い。

レッスン日の振り替えなど講師と直接相談、スムーズ、且つフレキシブルに対応してもらえる。

2カジュアルで家庭的な雰囲気。

お勤め帰りでも、買い物のついででも気軽に通える。

3土台となる体の使い方をきちんと学べるので、無駄なく上達できる。

個々の体格の違いや癖をきっちりと分析して、それぞれに合ったきめ細やかな指導をしてもらえる。
ひとり1枚、年間カルテを作成し、半期に一度、進捗度などと合わせて、上達した点、改良すべき点などを記した処方箋を配布してもらえる。

三味線はどんな楽器?

三味線

三味線はリズム楽器とメロディー楽器の両方の特徴を持った、世界でも珍しい楽器です。
三味線の音色というと、沖縄民謡を思い浮かべる方が多いかと思いますが、あれは正確には「三線」と呼ばれます。また、アーティストの吉田兄弟を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、あれは正確には「津軽三味線」と呼ばれ、また違った種類の三味線なのです。
すべて三味線であることに変わりはありませんが、楽器の形によって、それぞれが区別されています。
三味線の種類は、他にも「細棹」「中棹」「太棹」などがありますが、現在使われている三味線は、これらの種類が大半となっています。

二胡はどんな楽器?

二胡

二胡は「古くて新しい楽器」というのにふさわしい楽器です。二胡のルーツは中国よりも西方のペルシャあたりだといわれています。中国の唐代の文献に二胡とよく似た弓弦楽器を奏でる記述が見られることから、この頃には広範囲に広まっていたのではないかと考えられています。

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